2016年7月14日木曜日

イリーガル・キャッチ

最近、試合のなかで「イリーガル・キャッチ」を取られたので おさらい。

公式ルール&審判テキストブックから。

■ まずは 公式ルール(競技規則)

第918条 イリーガル・キャッチ
手・腕・足・頭等でボールを弾いた後、そのボールをキャッチしてはならない。この場合ファールとなり、ボールの支配権は相手の内野に移動する。ただし、外野のワンタッチと偶然ボールが体に当たった場合は除く。

①ボールを弾いた後そのボールをキャッチしてはならない。
②外野プレーヤーはワンタッチの特例が認められているので、手で弾いた時点ではファールとならない。ただし、その弾いたボールを味方がキャッチするとダブルパスとなる。
③ファンブルと主審が認めたものはこの限りではない。

■ そして 審判テキストブック

イリーガル・キャッチ
内野プレーヤーがボールをキャッチするとき、トス、レシーブ、パンチング、ヘディング、キック等の行為によりボールの軌道を変えた後、ボールをキャッチしてはならない。以下の場合、その行為をしたときでなく結果によって判断する。

注1.Aチームの投球したノーバウンドのボールを、その行為にてBチームプレーヤーがキャッチした場合。
    → イリーガル・キャッチ・アシスト不成立・アウト
※アシストキャッチの場合、最後のキャッチするプレーヤーがイリーガル・キャッチしたときはアシスト不成立であり、最初に当たったプレイヤーはアウト、ボールの支配権は相手内野ボールとなる。
注2.競技規則・第918条でいう外野のワンタッチとは、手で行う行為をいう。
注3.手以外で止めてボールを自らキャッチした場合は、そのファールを適用する。

■ さらに審判テキストブックの 補足・追加事項

イリーガル・キャッチについて

1) 内野プレイヤーの場合
①相手チームのプレイヤー投球したノーバウンドのボール
 ☆ボールを弾く等の行為(ファンブルでない)後にキャッチした。
  処置→アウトファール(ボールデッド)相手内野ボール
 ☆ボールを弾く等の行為後にボールが床等に接した。
  処理→アウトファール(アドバンテージを見る)

②相手チームのプレイヤーが投球したワンバウンドのボール
 ☆ボールを弾く等の行為(ファンブルでない)後にキャッチした。
  処置→ファール(ボールデッド)相手内野ボール
 ☆ボールを弾く等の行為後にボールが床等に接したのち自分でキャッチした。
  処理→ファール(アドバンテージを見る)

②味方チームの外野プレイヤーからのパスボール
 ☆ボールを弾く等の行為(ファンブルでない)後にキャッチした。
  処置→ファール(ボールデッド)相手内野ボール
 ☆ボールを弾く等の行為後にボールが床等に接した。
  処理→ファール(アドバンテージを見る)

2) 外野プレイヤーの場合
☆手でボールを弾く等の行為後に自分でキャッチした。
 処理→インプレー(オーバーライン等のファールがない場合)
☆手以外の身体でボールを弾く等の行為後にボールが床等に接した。
 処理→ファール(ボールデッド)相手内野ボール

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